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2010年05月15日

北海道紀行 札幌編

涙で滲んだ八幡丘ぬけ感傷にひたりながら富良野を後にしたのは六時をまわっていた。
今夜のステイは札幌。ナビをセットすると到着時間は九時をまわるらしい。
旭川経由では時間が掛かるので峠越えで札幌を目指した。途中通り過ぎた湖はまだ湖面が凍っていた。
札幌に着いたのは七時半。急いで宿を確保しすすきのへと繰り出した。

susukino.jpg
あまりすすきのっぽい写真ではないけれど一応北日本一の歓楽街。
しかし心斎橋とあまり変わらないなあ・・・

すすきのの夜は北海道グルメを存分に堪能できた。
北の海産物を肴に北海道の酒をぐびぐび飲んでしまいその日も遅くまですすきのの街を徘徊していたのだ。

ra-mennyokotyou.jpg
お決まりのラーメン横丁・・・昔学生の頃来た店はもうなかった・・・うまかったのに・・・

tubasamisora-menn.jpg
『つばさ』という店の味噌ラーメン。うまかった・・・

やはりすすきのは都会的で食べるものは皆うまいが旅情的な雰囲気は帯広には勝らなかった・・・

次の日の朝・・・
nijyouitiba.jpg
昨晩遅くまで飲んでたにもかかわらず朝七時に目が覚めたのでお土産と朝飯を食いに二条市場にやってきた。

uniikuradonn1.jpg
朝飯のうにいくら丼。値段はちょっといえない・・・
とにかくうまかった・・・
朝飯とお土産を買い次に向かったのが小樽。

otaruunnga.jpg
一応小樽運河でパチリ・・・

とまあこのあと適当に小樽をぶらつき、昼は昼で寿司を食って今回の北海道旅行は終わったのだ・・・
まあとにかくでかいし広いしうまいし寂しいし楽しいしの三日間でありました。
トモハルはこの広い大地で青春のひと時を過ごしでっかい男になってもらいたい。

「ガンバレ!トモハル!父はまたやってくるぞ・・・この大地に・・・さらば北海道。。。」

2010年05月01日

北海道紀行 富良野編

帯広の夜を満喫した朝トモハルから電話が鳴った。
昨晩朝8:30に朝飯の材料を買って部屋に行くと約束していたのに寝坊したのだ。
慌ててセイコーマートで買い物し部屋へ向かうとトモハルが飯を炊いて待っていた。

asamesi.jpg
トモハルがすばやく朝飯を作ってくれた。息子の作った朝飯はやはり格別なのだ。

午前中にトモハルの新生活に必要な買い物や帯広の街の物色などを済ませた午後帯広を発った。
別れ際、「お父さんはこれから富良野に向かう、君は人生の目標地点に向かいなさい。」といってドア越しで別れた。
18歳とはいえ我が子を最果ての地へおいて行くのはどこか物悲しかったりした。
トモハルも「いろいろありがとう・・・」と一言だけポツリと言ってドアを閉め部屋に入った。それからの約数十分はお互い違う空間で語るに難しい心境を過ごしたような気がするのだ・・・と何か文学的になってきたので富良野に行って純と蛍に会いに行こう。

nakahatamokuzai.jpg
帯広から走る事2時間。
まずは中畑木材。「なかちゃん・・純の奴が・・・」

mqarutagoya.jpg
五郎さんの丸太小屋。

suto-bu.jpg

純と正吉が手袋を干して丸太小屋を燃やしたそのストーブ。
「純・・・おまえはほんと きったねー奴だな・・・」

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丸太小屋が燃えて石の家を造るまで住んでいた家。

m.jpg
その内部。「おじさん、自分は一時期おじさんに育ててもらって、ホントの親だと思ってますから・・・」

hirottekitaie.jpg
そして『遺言』の拾ってきた家。
何か『北の国から』の名シーンをいっきに紹介したが如何かな・・・
富良野滞在時間は2時間・・・もう少しじっくりと過ごしたかったのだ・・・
息子との別れを引きずりながらの富良野だけに八幡丘の夕日見ながら走る富良野ロードはなぜか涙が頬を濡らしていたのだった・・・