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2012年01月18日

カナダの家

昔サラリーマンだったころお世話になった建築会社の専務さん(今は社長さんだが未だに専務と呼んでます)とはいまだ交流があり、先日、専務の渾身の作であるカナダの家が完成し、モデルハウスにしているので一度見に来いというので、昨日モデルハウスのある宇治まで行ってきた。
この会社、門真市にある川島建設と言って関西一円でかれこれ40年以上建売住宅を中心に、建築販売しておられる会社なのだ・・・がこの専務さん20数年前に北米の家の魅力に取りつかれ、何度も北米に訪れ、一時は住まいをアメリカに移し、2×4の家の建て方を勉強し、ここ10年北米の家を建築しているのだ。
しかも北米の2×4の家というのは日本の建売住宅の安物の軸組工法に比べると、基礎も、建て方も仕上げもすべて手間がかかっており、日本の建売住宅を中心に手掛けてきた大工さんではついてこれない程、手間をかけなければならなくこれに共感してくれる職人さんがいないので、ほぼ自分で建てているらしいのだ・・・
そんな専務の夢と魂がこもった北米の2×6の家を紹介しよう・・・

DSC_0373.jpg
3台止めれるガレージ、大きく張り出した2階デッキ、そしてアメリカンチックな横張りの外壁ハウスピンク色、植栽はハナミズキ…今は冬で落葉しているが・・・

kanadanoie.jpg 春はこんな感じでとても見栄えがします。

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とても広いリビング、大きな窓の向こうにはデッキが・・・

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夕暮れ時にここでバーボンでも飲みたいものだ・・・BGMにはやはりウエスタンカントリー・・・

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リビングからキッチンを望む・・・
ソファーもアメリカンスタイルでゆったりとしてます。

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キッチンもアメリカ製、武骨な感じがいいテーストをかもしだしてます・・・

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主寝室。壁の色合いが素晴らしい・・・

DSC_0380.jpg
コチラはあえて畳の部屋で和洋室。この部屋の壁の配色も面白いですね。
腰の見切材も和室なのでなげし風に高い位置で・・・

この家の壁はドライウオールと言ってペンキ仕上げなのだが、すごい手間がかかります。
この家の壁の総面積は約500㎡。クロス仕上げだと小林っさんが約4日~5日で仕上げますが、このドライウオール工法ペンキを塗る下地作りに約一ヶ月2人の職人さんでかかります。ボードの境目をテープを貼り、パテを4回して、出済み、入り済みに金物を入れ、それから骨材を吹いて、これで一ヶ月、これから養生テープを張って、やっと塗装。塗装が2人で3週間かかるらしい。すごい手間なのだ。
しかしそれだけにやはり色合いが素晴らしいのだ・・・

まあ日本の商業至上主義の背景では、なかなか理解が得られない家造りだとは思うが、そこには川島専務の家造りのこだわりがあり、それはただの自己満足だけでは片づけられない思いがあるのは事実である。
そして数時間その家ににいて感じたことは目から飛び込んでくる素敵なビジュアルもさることながら、居心地の良さというか、肌で感じるぬくもりや、温度、湿度はとても快適な体感を得られたのには驚くほどであった・・・

こんな家に住みたいなと多くの人々は思うだろうが、価格という大きな壁にぶち当たることはこれからの業界の課題であろう・・・

いい家を日本人が買える価格帯で提供したい・・・・そう願って家づくりに励みたい・・・

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